ソーシャルレンディング豆知識

【FPが解説】ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違い

ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種です。

それがこの記事の結論なのですが、これだけ言われても以下のように感じる方が多いと思います。

「ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違いについてもっと詳しく知りたい」
「そもそもソーシャルレンディングやクラウドファンディングって何だっけ?」

そこで、この記事ではファイナンシャルプランナー&ソーシャルレンディング投資家の私がソーシャルレンディングとクラウドファンディングのそれぞれの特徴と違いについて解説しています。

ぜひご一読ください。

新人 みのり
新人 みのり
編集長! ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違いを教えてください!
編集長 わさ
編集長 わさ
簡単に言うと、ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの1種だよ。

クラウドファンディングには以下の5種類があって、このうち融資型がソーシャルレンディングのことなんだ。
 

  • 購入型
  • 寄付型
  • 株式型(投資型)
  • ファンド型
  • 融資型(貸付型)
新人 みのり
新人 みのり
クラウドファンディングの1種だったんですね! わたし知りませんでした!

SL投資法典はソーシャルレンディング投資家&ファイナンシャル・プランナーのわさが運営するソーシャルレンディング総合サイトです。

初心者にソーシャルレンディング投資で後悔してほしくない」という思いから、わかりやすく正確な情報発信を心がけています。

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クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、インターネット上で不特定多数から組織、個人、プロジェクトなどに対して資金を集める仕組みのことです。英語の “Crowd(群衆)” と”funding(資金を供給する)” を組み合わせてできた言葉です。

クラウドファンディングは5種類にわけることができます。それぞれ見ていきましょう。

購入型


購入型クラウドファンディングではプロジェクトに対して支援者がお金を出資します。支援者は出資することで、代わりに商品、グッズ、サービスなどを得ることができます。お金がリターンになることは基本的にありません。

クラウドファンディングといえば購入型クラウドファンディングのことを思い浮かべる人が多いと思います。購入型クラウドファンディングはさらにAll or Nothing 型とAll In 型にわけることができます。それぞれ見ていきましょう。

All or Nothing 型(達成後支援型)

All or Nothing 型では募集目標金額が達成された場合にのみプロジェクトが成立します。

目標金額が達成された場合にはネットサービスの手数料を差し引いた全額がプロジェクト起案者の口座に振り込まれます。ネットサービスによって手数料は異なるものの、国内のサービスだと10~20%程度が手数料として差し引かれます。

達成されなかった場合には、支援者が出したお金は基本的に返ってきます。そんなAll or Nothing 型は目標金額を達成しない限り実行できない店舗の出店、商品開発などに多いでしょう。

All In 型(即時支援型)

All In 型では目標金額が達成されなくても集まった支援金を受け取ることができます。この場合にも、もちろんネットサービスの手数料は差し引かれます。

All In 型では目標金額が達成されなくても支援金を受け取ることができる代わりに、支援者へのリターンは必ず行わなくてはいけません。

目標金額が達成できなくてもプロジェクトは実行できるが、少しでも資金があったほうがいい場合に有効です。

購入型を扱っている事業者

国内では以下のような事業者が購入型クラウドファンディングを扱っています。

寄付型


寄付型クラウドファンディングはあるプロジェクトに支援者がお金を寄付する仕組みです。リターンとしてサービスや商品が発生することはありませんが、プロジェクトによっては手紙や写真を受け取れる場合があります。

寄付型クラウドファンディングには被災地への支援など、社会貢献性の高いプロジェクトが多いでしょう。

寄付型を扱っている事業者

国内では以下のような事業者が寄付型クラウドファンディングを扱っています。

株式型(投資型)


株式型(投資型)では投資家が資金を供給し、その代わりにリターンとして非上場企業の株式を取得することができます。ふだん取得できないベンチャー企業の株式を取得できるのが株式型の魅力と言えるでしょう。

M&Aで買収されたり、IPOで上場したりするまで成長すれば大きなリターンを受けることができます。

ただ、取得した株式は買収されたり、上場したりして市場で取引されるようになるまで売却できません。また、事業がうまくいかずに倒産してしまうリスクもあります。そのため、ハイリスクでハイリターンな投資方法と言えるでしょう。

日本では法規制により以前は株式型クラウドファンディングを運営することはできませんでしたが、現在では法律が改正されて運営できるようになりました。現在ではFUNDINNOなどのサービスがあります。

ファンド型


ファンド型では投資家は応援したいプロジェクトに投資をし、契約期間中の売り上げの一部を配当金として受け取ることができます。場合によっては投資先企業の商品やサービスまで得られるので、一石二鳥の投資方法と言えるでしょう。

映画製作などのプロジェクト、食べ物系のプロジェクトが多いという特徴があります。

ソーシャルレンディングでは投資先の詳細情報が隠されていることもありますが、ファンド型クラウドファンディングでは投資先企業の詳細情報を見ることができます。

ファンド型クラウドファンディングもソーシャルレンディングと比べてハイリスクハイリターンな投資方法なので、半ば寄付のような感覚でやったほうがいいかもしれません。日本ではセキュリテなどのサービスがあります。

融資型(貸付型)

融資型(貸付型)クラウドファンディングとは、ソーシャルレンディングのことです。融資型クラウドファンディングは購入型より知名度が低いですが、市場規模は融資型が一番大きいです。

ソーシャルレンディング


ソーシャルレンディングとは、お金を運用したい個人とお金が必要な企業を結びつけるサービスです。ソーシャルレンディングでは、個人投資家が簡単にお金を貸しつけることができるのです。

具体的には、ソーシャルレンディング事業者が個人投資家からお金を集め、お金を借りたい企業に貸しつけを行います。そして、企業が返済を行ったらソーシャルレンディング事業者は個人投資家に元本と利息を返還します。

ソーシャルレンディングはIT技術の発展により生まれた、新しい「お金の貸し方」と言えるでしょう。なお、ソーシャルレンディングの概要については以下の記事で詳しく解説しています。

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まとめ

クラウドファンディングには以下の5種類があります。

  • 購入型
  • 寄付型
  • 株式型(投資型)
  • ファンド型
  • 融資型(貸付型)

このうち融資型(貸付型)がソーシャルレンディングのことです。

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