インタビュー

J.LENDINGに取材!50万円からしか投資できない理由とは?

J.LENDING(ジェイレンディング)は老舗のソーシャルレンディングサービスのひとつです。

今回はJ.LENDINGにインタビューをしてきました。

SL投資法典はソーシャルレンディング投資家&ファイナンシャル・プランナーのわさが運営するソーシャルレンディング総合サイトです。

初心者にソーシャルレンディング投資で後悔してほしくない」という思いから、わかりやすく正確な情報発信を心がけています。

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お話を伺った方々

J.LENDINGでは以下の3人の方にお話を伺うことができました。

田辺 順一さん


J.LENDINGの運営元である株式会社ジャルコの代表取締役社長です。

株式会社の親会社であるJALCOホールディングス株式会社の代表取締役社長でもあります。

岩見 哲也さん

株式会社ジャルコのファイナンス事業部長です。

貸金業務取扱主任者と宅地建物取引士と1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を持っています。

佐々木 真理さん

株式会社ジャルコの営業部長です、

日本証券アナリスト協会の検定会員です。

Q. なぜソーシャルレンディングサービスを始めようと考えたのでしょうか?

佐々木さん
佐々木さん
今、銀行に預けても金利が低いので、安全性の高い投資ということで、絶対ではないですが、損しにくい商品を作りたいという思いから始まっています。
岩見さん
岩見さん
今ゼロ金利なので、ソーシャルレンディングでお客様に3~4%の金利を取っていただいて、銀行とか証券の預金の受け皿になりたいという思いでソーシャルレンディングサービスを行っています。

Q. 他のソーシャルレンディングサービスとの違いや強みについて教えてください

佐々木さん
佐々木さん
上場企業が運営しているというのは、ひとつの強みになっており、四半期ごとに上場企業の100%子会社として外部監査のレビュー対象となっています。

また、J.LENDINGを運営する株式会社ジャルコでは、メインの事業のひとつとして貸金業を行っています。

貸金業では自分たちの資金で融資を行うのですが、その貸金業と同様の厳しい体制で審査を行っています。

50万円からしか投資できないのも、J.LENDINGの特徴のひとつです。

Q. J.LENDINGでこれから改善していきたいと考えているところはありますか?

田邉さん
田邉さん
まず1つ目はまだ種類が少ないというところです。担保もほぼほぼ不動産です。

デフォルトの確率が上がるようであればバリエーションは増やさないですが、バリエーションは増やしていきたいと考えています。

 

また、知名度が少ないというところも弱みです。

自信を持って出せる案件が100億円くらいしかないというのも弱みです。

やがては1ヶ月で100億円くらいを出せるようになりたいと考えています。

 

出せる案件も投資家の数も少ないのが弱みですが、バランスは悪くないと思っています。

今後は投資家の数も出せる案件も増やしていきたいと考えています。

また、客観的な数値でわかる要素で、投資家が案件の安全性を理解できるような仕組みを作りたいと考えています。

 

たとえば、不動産鑑定士を数人抱えて、担保の本当の価値をレポートにさせて、それを投資家に提供します。

また、借りる人をいろいろな会計士に監査させて、この人の返済能力が相対的に100点満点で何点になります、とか、このタイミングで借りると返済する可能性はどのくらいありますか、とか、なるべく客観的なデータを提供したいと思っています。

また、投資してくれる人と話す間口をたくさん設けたいとも思っています。

Q. J.LENDINGはなぜ50万円からしか投資できないのでしょうか?

佐々木さん
佐々木さん
J.LENDINGでは預り金を持てないので、基本的には申込みが終わってからお客さんに振り込んでもらって、償還をしたらお客さんの口座に振り込まないといけないません。

そうすると振込手数料は弊社持ちなので、事業としてコストに合わなくなってしまう。

J.LENDINGの営業者手数料はほぼほぼ1%なので、たとえば1000万を募集したとしても利益は10万円で、そこから振込手数料を100円と仮定しても、投資家が1000人いたらもう赤字になってしまう。そういうのもひとつはあります。

あとは少人数でやっているので、他社さんと違って1万円とはしにくい部分があります。

また、他社さんではクリック合戦が激しくなっている部分もあるので、少しだけ敷居を高くしてクリック合戦を緩和している部分もあります。

Q. 貸付先の審査はどのように行っていますか?

佐々木さん
佐々木さん
当たり前ですが、貸金業でも貸せる先なのか、信用調査などは当たり前ですし、三期分の決算書をもらい、担保と保証も今まですべての案件でつけています。

そういったところはしっかりとやっています。

J.LENDINGで出しているものは、貸金業でも貸しているところです。

貸して相手をよく知って、大丈夫となったところだけ、J.LENDINGで提供しています。

岩見さん
岩見さん
貸金業で貸して、一番良い案件だけをJ.LENDINGで提供しています。

貸金業の貸付先の中で、「大丈夫だな」と思ったところをJ.LENDINGで出しています。

よく「同じ貸付先の案件しかない」と言われますが、これは良い貸付先しか出していないからです。

出そうと思えばもっと出せますが、お客様にリスクを冒させたくないので、ガチガチの案件しか出してません。

 

なぜかというと、うちはソーシャルレンディングがメインのサービスじゃなくて、不動産ビジネスや貸金業があって、ソーシャルレンディングサービスがあるからです。

ソーシャルレンディングサービスでひとつでも貸し倒れを起こすと、ほかのビジネスに影響が出てしまうので、出すわけにいかないんです。

Q. J.LENDINGでは同じ貸付先の案件が募集されることが多いですが、継続的に多額の資金需要があるというのはよくあることなんですか?

岩見さん
岩見さん
一般的なソーシャルレンディングは資金を調達したい方と投資家をマッチングするサービスです。

うちの場合は、貸金業の貸付先の中で一番良いところのみをJ.LENDINGで提供しています。すぐに借りれてすぐ使えるので借りてくださっています。

メガバンクを含めて多額を調達していて、そのうちの小さな一部をソーシャルレンディングで借りています。

 

何十億円も調達できる会社の、一番下の部分を当社がお手伝いしています。

まだまだ貸付先の資金ニーズはありますが、J.LENDINGでは今は投資家の数と金額が足りないので、これを増やす努力をしています。

Q. 2019年に匿名化が解除されましたが、J.LENDINGでは新たにどのような情報が開示されましたか?

佐々木さん
佐々木さん
匿名化の時代は貸付先の詳細が開示できなかったのですが、今は貸付先の詳細まで全部開示させてもらっています。

企業名も財務三表の数字もすべて開示されていますし、担保も住所まで開示しています。

担保については実際に見ることもできますし、お客様にとってある程度安心材料になっているのかなと思います。

Q. J.LENDINGは最近人気が高まってきているように感じられますが、それにはどのような要因があると考えていますか?

佐々木さん
佐々木さん
匿名化解除が行われてから本格的に事業を行うという方針があったので、去年から募集本数を増やしています。

それまでは年間2本しか募集していませんでした。定期的に募集が行われていないと誰も会員になってくれないですよね。

だから定期的な募集が行われるようになったことで、会員さんも増えてきているのかな、と感じております。

Q. ファンド乗り換えサービスを導入した経緯について教えてください

佐々木さん
佐々木さん
ファンド乗り換えサービスを考えたきっかけは、「業界全体でクリック合戦が激しくなり、なかなか投資ができない」という投資家の声でした。

また、当社は償還したらお金は必ずお客様に返さなくてはなりません。そして、また案件に応募するためにはお客様が入金手数料を負担する必要がありました。

これはお客様からしたら損した気分になると思います。

これらを解消するために、募集の期間に償還を迎える案件がある場合は優先して次の案件に応募してもらおうと思い、ファンド乗り換えサービスを始めました。

 

色々批判が出るかとも思ったのですが、今の所はそういう声もありませんし、賛成の声が多かったのでやってよかったのかな、と思います。

ちなみに、乗り換える時にいくらでも増額が可能なので、ひとりが全額応募することも可能なのですが、J.LENDINGではまだそれは起こっていません。

将来的に「倍額まで」などと決めなくてはいけなくなるかもしれませんが、そこはやりながら調整していきたいところです。

Q. J.LENDINGの今後の展望を教えてください

佐々木さん
佐々木さん
募集については継続的に増やしていきたいと思っています。

ただ、きちんと担保と保証があって、しっかりしている貸付先としかやらないので、多少は前後するとは思うのですけど、増やしていきたいです。

岩見さん
岩見さん
今年はすでにだいぶ募集していますし、募集金額が大きな案件も募集していきたいと考えています。

J.LENDINGの取材のまとめ

J.LENDINGは知名度は高くないですが、誠実に運営を行っているサービスだということがわかりました。

特に代表の田邉さんはこの記事には載せきれないような貴重なお話もたくさんしてくださいました。

個人的にも今後投資していきたい事業者のひとつです。

J.LENDINGの皆様、この度は貴重なお時間を頂いて取材させていただき、ありがとうございました。

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