CRE fundingは物流不動産に投資できるユニークなソーシャルレンディングサービスですが、以下のように感じている方が多いのではないでしょうか。
「CRE fundingってどんな事業者なの?」
「CRE fundingって信頼できる事業者なの?」
この記事では以下のようなことを解説しています。
- CRE fundingとは?
- CRE fundingの悪い評判
- CRE fundingの良い評判
- CRE fundingの口コミ
- CRE fundingは投資に値するか?
- フCRE fundingの口座開設方法
ぜひご一読ください。
SL投資法典はソーシャルレンディング投資家&ファイナンシャル・プランナーのわさが運営するソーシャルレンディング総合サイトです。
「初心者にソーシャルレンディング投資で後悔してほしくない」という思いから、わかりやすく正確な情報発信を心がけています。
※本記事に記載されている情報は、特に断りがない限り、2020年1月現在のものです。
Contents
CRE fundingとは?
CRE fundingはソーシャルレンディングと呼ばれるサービスのひとつです。
ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい企業と利息収入を得たい投資家をマッチングするサービスです。
具体的には、複数人の投資家から集めたお金をCRE fundingがまとめて企業に貸します。そして、返済されたお金と利息が投資家に支払われます。
投資家はソーシャルレンディング事業者のホームページから投資したい案件を選び、投資します。投資が終わったら、お金が戻ってくるまで何もする必要はありません。
ソーシャルレンディングについては以下の記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。
CRE fundingは物流不動産に投資できるユニークなソーシャルレンディングサービスです。以下のような特徴があります。
- 信頼性
・東証一部上場のCREグループが案件を提供
・東証一部上場企業の保証付き - 投資しやすさ
・案件数は少ない
・1万円から投資できる - 利回り
・2~3%で低め
CRE fundingの悪い評判5選
CRE fundingは優れたサービスですが、悪い評判もあります。
CRE fundingの悪い評判は以下の5つです。特に重要なものは太字で表示しています。
それぞれ見ていきましょう。
悪い評判①:損失の可能性が0ではない
CRE fundingに限らず、ソーシャルレンディングでは損失の可能性が0ではありません。
具体的には、CRE fundingの運営会社が倒産した場合などに投資家が損失を被ってしまう可能性があります。
ただ、CRE fundingを運営しているのは東証一部上場企業の株式会社CREの子会社です。黒字経営を行っていますし、すぐに倒産するとは考えにくいです。
悪い評判②:途中解約できない
CRE fundingに限らず、ソーシャルレンディングでは途中解約はできません。たとえば、以下の案件に30万円を投資したとします。
すると、運用期間が終わるまでの9ヶ月間は、投資した30万円を引き出せません。CRE fundingに投資するのはすぐに使う予定のない余裕資金だけにしましょう。
悪い評判③:利回りが低め
CRE fundingは現在のところ利回りが2.5~3%の案件が募集されており、ほかのソーシャルレンディングサービスと比べて利回りは低めです。
ちなみに、主要なソーシャルレンディングサービスの平均利回りは以下のとおりです。
サービス名 | 平均利回り |
---|---|
SBIソーシャルレンディング | 3.82% |
クラウドバンク | 6.99% |
クラウドクレジット | 8.91% |
悪い評判④:まだ実績が少ない
CRE fundingは2020年2月に運営が開始されたまだ新しいサービスです。案件は2020年5月現在、4つしか募集されておらずまだ実績は少ないと言えます。
逆に言えば、これから実績を積み上げていけば、さらに魅力的なサービスへと進化していくことでしょう。
悪い評判⑤:事前入金が必要
CRE fundingでは案件に投資する前に、投資したい金額を入金しておく必要があります。
もし案件の人気が高く、自分が応募する前に募集が終わってしまった場合、投資するお金だったお金はもう一度引き出さなくてはいけません。CRE fundingでは入出金手数料は基本的に投資家負担なので、無駄に入出金手数料がかかってしまうのです。
CRE fundingの良い評判8選
CRE fundingの良い評判は以下の8個です。特に重要なものは太字で表示しています。
それぞれ見ていきましょう。
良い評判①:東証一部上場のCREグループが運営
CRE fundingは東証一部上場企業の株式会社シーアールイーのグループ会社が運営しています。
ソーシャルレンディングサービスの運営会社は中小ベンチャーが多く、財政基盤がしっかりしていません。一方、CRE fundingは運営会社の親会社が東証一部上場なので、倒産するリスクが少なめなので安心です。
良い評判②:不況に強い物流不動産に投資できる
CRE fundingでは物流不動産に投資できます。物流不動産とは、物流センターや倉庫などの施設のことです。
そして、物流不動産は不況に強いと言われています。なぜなら、たとえ景気が悪くても、人は物を買わなくなるわけではないからです。少なくとも日用品は買わなければいけません。そのような商品を運ぶのに、物流は必要不可欠なのです。
しかも、CRE fundingの運営母体のCREグループは物流不動産の専門業者として、国内でトップ3に入る実力を持っています。CREグループは物流不動産のプロ集団なのです。
そして、CRE fundingのように、物流不動産に投資できるソーシャルレンディングサービスは私が知る限り、ありません。
良い評判③:東証一部上場企業の保証付き
CRE fundingでは東証一部上場の株式会社シーアールイーの保証がついています。保証があれば、もし借り手がお金を返せなくなっても、代わりに株式会社シーアールイーが払ってくれます。
株式会社シーアールイーは東証一部上場企業ですので、財政基盤がしっかりしており、すぐに倒産するとは考えにくいです。そんな会社の保証がついているCRE fundingの案件はかなり安全性が高いと言えます。
良い評判④:マスターリース方式を採用している
CRE fundingではマスターリース方式を採用しています。
マスターリース方式とは、不動産を賃貸する時に、ある人が建物を一括で賃貸して、その人が実際に建物を使う人に賃貸する方式のことです。
CRE fundingでは投資家から集めたお金で株式会社シーアールイーが建物を一括で賃貸して、実際に建物を使う人に賃貸します。そして、仮に実際に建物を使う人が賃貸料を払わなかったとしても、株式会社シーアールイーが代わりに支払います。
そのため、投資家が損する可能性が低くなっているのです。
良い評判⑤:FUELのプラットフォームを採用している
CRE fundingではFUELのプラットフォームを採用しています。FUELは各ソーシャルレンディングサービスにソーシャルレンディングサービスを運営できるプラットフォームを提供しています。
FUELはソーシャルレンディングにおける楽天市場と表現するとわかりやすいのではないでしょうか。楽天市場では楽天というプラットフォームで多くのショップが出店していますが、これのソーシャルレンディング版がFUELなのです。
そして、CRE fundingでは案件をホームページで募集するのはFUELであり、実際にお金を貸すのは株式会社シーアールイーのグループ企業です。
募集する会社と実際にお金を貸す会社が異なると、お互いの評判を落とさないために不正を行われないか相互監視が行われ、健全な運営体制になりやすいです。
ソーシャルレンディングサービスは募集する会社とお金を貸す会社が同じ会社か関連会社が多いため、CRE fundingは特に安心なソーシャルレンディングサービスと言えるでしょう。
良い評判⑥:1万円から投資できる
CRE fundingの最低投資額が案件により異なりますが、1万円から投資できることもあります。少額からでも投資することができるので、あまり投資に回すお金がない人でも手軽に投資を始められます。
ちなみに、これまでに募集された4つの案件の最低投資額はそれぞれ以下のとおりです。
案件名 | 最低投資額 |
---|---|
CRE物流ファンド 1号厚木愛川 | 2万円 |
CRE物流ファンド 2号厚木愛川 | 6万円 |
CRE物流ファンド 3号厚木愛川 | 1万円 |
CRE物流ファンド 4号厚木愛川 | 1万円 |
良い評判⑦:物件の詳細情報が開示されている
CRE fundingでは物件の詳細情報が開示されています。具体的に開示されている情報は以下のとおりです。
- 物件名
- 所在地
- 交通アクセス
- 敷地面積
- 用途地域
- 建ぺい率
- 容積率
- 権利形態
- 延床面積
- 用途
- 竣工時期
- 構造
- 設計者
- 施工者
多くの情報が開示されているため、投資家は自分で選んで投資を行うことができます。
良い評判⑧:ファンドの運用を定期的にモニタリングする
CRE fundingではFUELが「案件がきちんと運用できているか」モニタリングします。そして、その結果は投資家に公表されます。
結果を見ることで上手く行っているか知ることができるのは安心ですよね。
CRE fundingの手数料
CRE fundingの手数料は、以下のとおり入出金手数料以外すべて0円です。口座開設するだけなら、お金はまったくかかりません。
入金手数料 | 投資家負担(GMOあおぞら銀行以外の場合) |
---|---|
出金手数料 | 投資家負担(GMOあおぞら銀行以外の場合) |
口座開設手数料 | 0円 |
口座維持手数料 | 0円 |
購入手数料 | 0円 |
運用手数料 | 0円 |
CRE fundingは投資に値する?
CRE fundingには、十分投資する価値があると思います。東証一部上場企業のグループ会社が運営しているソーシャルレンディングサービスは極めて貴重ですし、ほかに物流不動産を扱っているサービスは見当たりません。
物流不動産に投資すれば投資対象の分散ができますし、きちんと安全に投資できる体制も整っています。ただ、投資に値するかどうかと、実際に投資できるかはまた別の話です。
CRE fundingはすでに人気が高く、募集が開始されるとすぐに応募が集まってしまい、募集が一瞬で終わってしまう状況です。少しでもCRE fundingで投資したいと思った方は、口座開設だけでもしてみるのがおすすめです。
口座開設しておけば、すぐに投資の準備が整えられますし、口座開設だけならお金はかかりません。
CRE fundingのQ&A
この項では、CRE fundingに関するQ&Aを掲載しています。
Q. CRE fundingで得た利益は確定申告する必要がある?
ほかの副業収入と合わせて、20万円を超えたらおおむね確定申告する必要があります。
確定申告については以下のページで詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
Q. 法人口座は開設できる?
CRE fundingでは2020年5月現在、法人口座は開設できません。個人口座のみが開設できます。
法人口座はこれから開設できるようにする予定だそうです。
Q. 学生でも口座開設できる?
CRE fundingでは学生は口座開設できません。
CRE fundingの年齢制限は20~75歳ですが、20歳を超えていても学生は口座開設できないのです。
CRE fundingのキャンペーン
CRE fundingのキャンペーン情報は以下のとおりです。
現在開催中のキャンペーン
2020年5月現在、CRE fundingで開催中のキャンペーンはありません。
過去のキャンペーン
CRE fundingでは過去に以下のようなキャンペーンが行われていました。
もれなくもらえる「1up」キャンペーン
もれなくもらえる「1up」キャンペーンでは以下の案件に投資した方にもれなく投資金額の1%をキャッシュバックされました。
CRE fundingのセミナー情報
CRE fundingでは、過去にセミナーが開催されたことはありません。
CRE fundingの始め方3手順
CRE fundingは以下の3手順で始められます。
それぞれ解説します。
手順①:登録フォームに入力し、書類に同意する
まずはコチラのリンクからCRE fundingの公式ページに飛びます。すると、以下のような場面が出てくるので、赤枠で囲った「今すぐ会員登録」ボタンを押します。
次のページではメールアドレスとパスワードを入力し、「入力内容を確認する」をクリックします。
出てくる「登録する」をクリックしましょう。
登録したメールアドレスにメールが送信されるので、メールに書かれたリンクをクリックします。
次の画面では利用規約などを確認し、「同意書を確認した上で、次へ進む」をクリックしましょう。
次のページでは氏名、住所、出金先口座情報など会員登録に必要な情報を入力します。
次のページでは収入状況や投資経験を入力し、「確認画面へ」をクリックします。
すると確認画面が表示されるので「申請する」をクリックしましょう。
これで手順①は終わりです。次の手順に移りましょう。
手順②:本人確認書類・マイナンバーを提出する
「申請する」ボタンを押すと、以下のような画面が現れます。「本人確認書類のアップロードへ」をクリックしましょう。
次のページでは本人確認書類を提出します。CRE fundingで使える本人確認書類は以下のとおりです。
- 運転免許証
- パスポート
- 在留カード/特別永住者証明書
- 個人番号カード
- 健康保険証
- 住民票の写し
- その他公的書類
- 公共料金の領収書等
CRE fundingでは2点の本人確認書類を提出する必要があります。本人確認書類をアップロードしたら次は銀行口座確認書類です。
以下のうちひとつの銀行口座確認書類を選んでアップロードしましょう。
- 通帳
- キャッシュカード
- ネットバンキング残高証明書
- ネットバンキングその他口座情報が確認できるもの
銀行口座確認書類もアップロードしたら「申請する」をクリックします。
次のページではマイナンバー書類をアップロードします。CRE fundingで使えるマイナンバー書類は以下の2つです。
- マイナンバーカード
- 通知カード
マイナンバー書類のアップロードが終わったら「申請する」をクリックします。
手順②はこれで終了です。
手順③:登録した住所にウェルカムレターが届く
口座開設に必要な情報を入力し、本人確認書類とマイナンバーを提出したら、CRE fundingで口座開設の審査が行われます。
無事審査が終わったら登録した住所にウェルカムレターが届きます。これで口座開設は完了です。
まとめ:CRE fundingは物流不動産に投資できるユニークなソーシャルレンディングサービス
この記事では、物流不動産に投資できるソーシャルレンディングサービス、CRE fundingについて解説してきました。
CRE fundingは以下のような特徴を持つソーシャルレンディング事業者です。
- 信頼性
・東証一部上場のCREグループが案件を提供
・東証一部上場企業の保証付き - 投資しやすさ
・案件数は少ない
・1万円から投資できる - 利回り
・2~3%で低め
口座開設だけなら無料なので、ぜひ一度CRE fundingの公式ページを覗いてみてください。
24の数値化可能な指標を用いてソーシャルレンディング38事業者のランキングを作成しました。
順位 | 事業者名 | 公式 | 利回り | 信頼性 | 投資しやすさ |
---|---|---|---|---|---|
1位 | クラウドバンク | 6.99% | |||
2位 | SBIソーシャルレンディング | 3.82% | |||
3位 | SAMURAI FUND | 7.30% | |||
4位 | オーナーズブック | 4.76% | |||
5位 | クラウドクレジット | 8.91% |