X-Crowdは東証一部上場の不動産会社が運営しているソーシャルレンディングサービスですが、以下のように感じている方が多いのではないでしょうか。
「X-Crowdってどんな事業者なの?」
「X-Crowdって信頼できる事業者なの?」
この記事では以下のようなことを解説しています。
- X-Crowdとは?
- X-Crowdの悪い評判
- X-Crowdの良い評判
- X-Crowdは投資に値するか?
- X-Crowdの口座開設方法
ぜひご一読ください。
SL投資法典はソーシャルレンディング投資家&ファイナンシャル・プランナーのわさが運営するソーシャルレンディング総合サイトです。
「初心者にソーシャルレンディング投資で後悔してほしくない」という思いから、わかりやすく正確な情報発信を心がけています。
※本記事に記載されている情報は、特に断りがない限り、2020年1月現在のものです。
Contents
X-Crowdとは?
X-Crowdは不動産クラウドファンディングと呼ばれるサービスのひとつです。
不動産クラウドファンディングとは、個人が少ない資金で不動産投資に参加できるサービスです。
具体的には、以下の図のように、複数人の投資家から集めたお金をX-Crowdがまとめて不動産を運用します。そして、得られた利益と元本が投資家に分配されます。
投資家は不動産クラウドファンディング事業者のホームページから投資したい案件を選び、投資します。投資が終わったら、お金が戻ってくるまで何もする必要はありません。
そんな不動産クラウドファンディングサービスの中でも、X-Crowdは東証一部上場の不動産会社が運営しています。
まだ実績は少ないですが、案件の安全性が高い不動産クラウドファンディングサービスと言えます。
X-Crowdの悪い評判4選
X-Crowdは優れたサービスですが、悪い評判もあります。
X-Crowdの悪い評判は以下の4つです。
それぞれ見ていきましょう。
悪い評判①:損失の可能性が0ではない
X-Crowdではほかの不動産クラウドファンディングサービスと同じように、あくまで投資なので損失の可能性が0ではありません。
具体的には、以下のような場合に投資家に損失が出てしまいます。
- X-Crowdを運営する株式会社インテリックスが倒産した場合
- 投資先の案件で一定以上の損失が発生した場合
ただ、株式会社インテリックスは東証一部上場企業ですので、すぐに倒産するとは考えにくいです。
また、X-Crowdの案件では最大30%までの損失をX-Crowdが負担してくれるので、損失が出ることはめったにないでしょう。
悪い評判②:まだ実績が少ない
X-Crowdは2019年10月にサービスを開始したばかりです。そのため、まだ案件は2個しか募集しておらず、運用期間が終わってお金が戻ってきた案件もまだありません。
X-Crowdはまだ実績が少ない不動産クラウドファンディングサービスと言えるでしょう。
X-Crowdの実績ができてくるまでにはまだ時間がかかると考えられます。
悪い評判③:利回りが低め
X-Crowdは数ある不動産クラウドファンディングサービスの中でも、利回りは低めになっています。
具体的には、これまで募集された2件では利回りは4%と3%になっています。
投資としての旨味は少ないでしょう。
ただ、案件の安全性は高いので、それと引き換えに利回りが低くなっていると考えられます。
悪い評判④:最低投資額が10万円と高め
X-Crowdではこれまで募集された2案件のどちらでも、最低投資額が10万円になっています。
10万円からの投資はふつうの不動産投資と比べればかなりハードルが低くなっています。
しかし、不動産クラウドファンディングは最低投資額が1万円に設定されていることが多いです。業界的にはX-Crowdは最低投資額が高いサービスだと言えます。
X-Crowdの良い評判8選
X-Crowdの良い評判は以下の8個です。特に重要な評判は太字で表示しています。
それぞれ見ていきましょう。
良い評判①:東証一部上場の不動産会社が運営
X-Crowdは東証一部上場の不動産会社、株式会社インテリックスが運営しています。
株式会社インテリックスは以下のような事業を展開しています。
- リノヴェックスマンション事業
中古マンションをリノベーションして販売する事業 - リノベーション内装事業
個人や法人にリノベーション内装を提供する事業 - リースバック事業
自宅を買取り、売却後も引き続き賃貸で住み続けられるサービス - アセットシェアリング事業
不動産を小口にした投資商品の販売をする事業 - クラウドファンディング事業
X-Crowdのこと
株式会社インテリックスはこの中でも特にリノベーションに強みがある会社です。
不動産で結果をあげているプロが運営する不動産クラウドファンディングサービスなので、X-Crowdの信頼性は高いと言えるでしょう。
良い評判②:優先劣後形式を採用
X-Crowdでは優先劣後形式を採用しています。
優先劣後形式とは、以下のような仕組みです。
損失を一定の割合までX-Crowdが負担してくれるのです。
X-Crowdの場合、最大30%の損失まで負担してくれます。
そして、以下のように、不動産の価格はとても安定しています。
リーマンショックの時でさえ15%程度の下落で済みました。不動産の価格が30%以上下落することはめったにないため、X-Crowdは安全性の高い投資と言えます。
良い評判③:不動産小口投資の運営実績がある
X-Crowdを運営する株式会社インテリックスには、みんなからお金を集めて不動産に投資する、不動産小口投資の運営実績があります。
株式会社インテリックスが運営しているのは「アセットシェアリング」というサービスです。
これはX-Crowdのような不動産クラウドファンディングと似ていますが、以下のような点が異なります。
- 100万円から投資できる
- 購入者に不動産の所有権が付与される
似たようなサービスを展開している実績があるので、X-Crowdの実績がまだ少なくても安心できます。
良い評判④:ほったらかし投資ができる
X-Crowdではほったらかし投資ができます。
なぜなら、X-Crowdでは投資する案件を選んで投資を行えば、後は運用期間が終わって投資したお金が返ってくるまで何もする必要がないからです。
投資にほとんど手間がかからないため、忙しい人でも簡単に投資が始められます。
良い評判⑤:後入金できる
X-Crowdでは投資した後に入金ができます。
そのため、「せっかく入金したのに募集が終わってしまって投資できない」なんてことが起こりません。
手間や入金でかかる手数料がムダになることがないので、これは優れた制度と言えます。
良い評判⑥:中途解約できる
X-Crowdでは中途解約ができます。
不動産クラウドファンディングでは購入の申し込みをしてから8日以内ならクーリングオフ制度で解約できるのがふつうです。
しかし、それを過ぎてしまうと、原則として運用期間が終わってお金が返ってくるまで解約することはできません。
一方、X-Crowdでは10万円の手数料を払う必要はあるものの、やむを得ない事情があれば中途解約が可能です。
良い評判⑦:ほとんどの手数料が0円
X-Crowdではほとんどの手数料が0円です。
具体的には、投資家が負担する必要があるのは数百円の入金手数料くらいです。
手数料が少ないので、効率的にお金を増やしていくことができます。
良い評判⑧:法人口座が開設できる
X-Crowdでは個人口座だけでなく、法人口座も開設できます。
法人であってもX-Crowdに投資することができるのです。
X-Crowdの手数料
X-Crowdの手数料は、以下のとおり入金手数料以外すべて0円です。口座開設するだけなら、お金はまったくかかりません。
入金手数料 | 投資家負担 |
---|---|
出金手数料 | 0円 |
口座開設手数料 | 0円 |
口座維持手数料 | 0円 |
購入手数料 | 0円 |
運用手数料 | 0円 |
X-Crowdは投資に値する?
X-Crowdは運営母体がしっかりしており、案件についても安全性が高くなっているので、投資に値すると言えます。
ただ、実際に投資できるかは別問題です。不動産クラウドファンディングでは全体として投資が殺到する傾向にあり、X-Crowdも例外ではありません。
その上、X-Crowdでは募集を行う頻度も少なくなっています。実際にX-Crowdで投資するのはかなり難易度が高いと言えます。
不動産クラウドファンディングで投資をしたいなら、募集している案件が豊富なCREALやFANTAS fundingなどを選ぶのがおすすめです。
X-CrowdのQ&A
この項では、X-Crowdに関するQ&Aを掲載しています。
Q. X-Crowdで得た利益は確定申告する必要がある?
ほかの副業収入と合わせて、20万円を超えたらおおむね確定申告する必要があります。
確定申告については以下のページで詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
X-Crowdのキャンペーン
X-Crowdのキャンペーン情報は以下のとおりです。
現在開催中のキャンペーン
2020年7月20日現在、X-Crowdで開催中のキャンペーンはありません。
これまでX-Crowdでキャンペーンが開催されたこともありません。
X-Crowdの最新ニュース
X-Crowdの最新ニュースは以下のとおりです。
2019年10月7日:会員登録開始
2019年10月7日にはX-Crowdの会員登録が開始されました。
X-Crowdのその他のニュースに関してはコチラのページをご覧ください。
X-Crowdのセミナー情報
X-Crowdでは、2020年7月20日現在、開催が予定されているセミナーはありません。
X-Crowdでこれまでセミナーが開催されたこともありません。
X-Crowdの始め方3ステップ
X-Crowdの口座開設は以下の3ステップで簡単に行えます。
それぞれ解説します。
ステップ①:登録フォームに入力し、書類に同意する
まずはコチラのリンクからX-Crowdの公式ページに飛びます。すると、以下のような場面が出てくるので、赤枠で囲った「会員登録」ボタンを押します。
次のページでは各種書類への同意を行います。すべての書類を確認したら「同意する(会員登録へ進む)」をクリックしましょう。
次のページではID登録を行います。メールアドレスやパスワードなどすべての情報を入力したら「仮登録を完了する」をクリックします。
すると登録したメールアドレスにメールが送られてきます。
送られてきたメールを確認して、記載されているリンクをクリックしましょう。
リンクをクリックすると基本情報を入力するページに移ります。
基本的な個人情報や投資に関する情報、出金先投資口座に関する情報などすべての情報を入力したら「内容に同意の上、本人確認書類書類提出へ進む」をクリックします。
これで手順①は終わりです。次の手順に移りましょう。
ステップ②:本人確認書類を提出する
「内容に同意の上、本人確認書類書類提出へ進む」ボタンを押すと、次は本人確認書類を提出するページに移動します。
X-Crowdでは以下の書類のうち2つを本人確認書類として提出する必要があります。
- 運転免許証
- 個人番号カード
(マイナンバーカード) - 住民基本台帳カード
(顔写真ありのみ) - 運転経歴証明書
- 健康保険証
(必ず住所記載のもの)
すべての画像をアップロードしたら「本人確認書類を提出する」をクリックします。
手順②はこれで終了です。
ステップ③:登録した住所にウェルカムレターが届く
口座開設に必要な情報を入力し、本人確認書類とマイナンバーを提出したら、X-Crowdで口座開設の審査が行われます。
無事審査が終わったら登録した住所にウェルカムレターが届きます。これで口座開設は完了です。
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まとめ:X-Crowdは東証一部上場の不動産会社が運営する不動産クラウドファンディング
この記事では、東証一部上場の不動産会社が運営する不動産クラウドファンディング、X-Crowdについて解説してきました。
口座開設だけなら無料なので、ぜひ一度X-Crowdの公式ページを覗いてみてください。
24の数値化可能な指標を用いてソーシャルレンディング38事業者のランキングを作成しました。
順位 | 事業者名 | 公式 | 利回り | 信頼性 | 投資しやすさ |
---|---|---|---|---|---|
1位 | クラウドバンク | 6.99% | |||
2位 | SBIソーシャルレンディング | 3.82% | |||
3位 | SAMURAI FUND | 7.30% | |||
4位 | オーナーズブック | 4.76% | |||
5位 | クラウドクレジット | 8.91% |